2018年1月27日土曜日

オリーブの病害虫4、オリーブアナアキゾウムシ

 オリーブ最大の天敵オリーブアナアキゾウムシです。
 成虫は新芽や若い樹皮を食害しますので
見つけ次第捕殺します。
しかし、厄介なのはその幼虫の方です。
 幼虫は幹の根元から侵入し幹内部を食害し放置しておくと
やがてオリーブを枯らしてしまいます。
これがオリーブアナアキゾウムシの幼虫です。
 オリーブの根元にこの様なおが屑状のものを見つけたら
オリーブアナアキゾウムシが幹内部を食害している証拠です。
 ゾウムシの侵入した穴をドライバーや千枚通しなどでほじると幼虫
を見つけることができます。
1っ匹見つけると他にもいることが多いので全部見つけることが大事です
食害部分はぶかぶかしていますのでドライバーでほじりながら
追跡できます。
幹の傷付いた部分はトップジンMペースト(癒合剤)を塗っておきます。
予防には、4・6・8月にスミチオン乳剤50倍液を木の根元に散布又は塗布します。