2018年1月11日木曜日

オリーブの病害虫2、コガネムシ

 コガネムシの幼虫はオリーブのポット栽培に於いて一番の天敵かも知れません。
この苗は、移植を予定していたため、不織布の地中ポットに入れ
仮り植えしてたものです。
 元気がないのでポットから出そうとしたら、ぼそっと抜けてしまいました。
普通は根が土を抱いて根鉢ごとポットから取り出せるものですが・・。
 全体的に葉の色が薄くなり枯れた枝も有ります。
また、新芽の成長も止まっています。 
原因はコガネムシの幼虫による根の食害でした。
植木鉢や栽培用のポットなど限られた空間の用土の中に産み付けられた
コガネムシの卵は幼虫になっても広範囲に四散することは無く
オリーブの根を食害し続けます。
(地植えのオリーブは問題ありません)
対策としてはポットの苗元をネットで覆って虫が卵を産み付け
られないようにするといいようです。
また、苗が元気がなくコガネムシが疑われる時は
スミチオン乳剤千倍液を水やりする要領で与えるとと元気になったりします。
このオリーブは今は元気に成長してます。
写真はオリーブの葉の上で交尾するコガネムシ
見つけたら捕殺します。
あ~っ交尾してなくても捕殺します!