2号園は、計画的密植栽培、最初高密度に植えて
早期多収を図る栽培方法です。
ただし、樹間が混み合う前に間伐をして最終的に疎植栽培に移行します。
(それで計画的密植栽培といいます)
伊豆の小規模な農地を考えると有効な栽培方法ではないかと思い
2013年、試験的に導入しました。
オリーブの栽培方法に関する資料が少ない中で参考にしたのはこの本です。
この本では樹間を2mとしてますが当園では2,25mとしました。
理由は長くなるので割愛しますが、もくろみ通り早くに収量もあがりました。
ところが問題は、間伐の時期が予想より2年早くきてしまった事です
今の枝の伸張具合から昨シーズン間伐すべきだったのでしょうが、
春の段階ではもう1年先で良いかと間伐しませんでした。
春の段階ではもう1年先で良いかと間伐しませんでした。
結果、風通しを悪くして炭疽病の蔓延を助長してしまったようです。
一方こちらは半密植栽培の1号園、 随分明るく風通しもよさそうです。
作業効率も良く単位面積当たりの収量を上げようとすると(機械化せずに)
これ位の密度で低樹高化を図った方が良いのかも知れません。
色々試してみたいです・・・も少し若かったらなあ。