2017年5月4日木曜日

ハマキムシ防除の課題

 昨日、副園長が3号園にハマキムシを発見、かなりいました。
そろそろハマキムシ防除を行うつもりでしたが、またしても後手。
(ハマキムシが綴った新芽)
 すぐに、デルフィン顆粒顆粒水和剤の散布をしましたが
ハマキムシはオリーブの葉を糸で綴った中にいますので
余程丁寧にやらないと薬がかかりません。
 虫が食べる葉にかかれば良いのですがハマキムシが閉じた葉に
かけるのは意外に難しいです。で、同時に指で捕殺します。
副園長は今日も「100匹以上は殺したわ」と言っていました。
気持よくない作業ををご苦労様。
(2枚目の写真の葉を開いて出て来たハマキムシ)
 しかし、難しいのは防除のタイミングです。
年間使用回数が決められているので、早く散布するとシーズンの
終盤で使えなくなったりします。防除のタイミングは課題です。
(こいつは、花芽と葉を綴ってました)
特に今の時期は、花芽も食害しますので始末悪いです。
今年はすでに、オリーブアナアキゾウムシ、コガネムシ、
ハマキムシの被害、夏になるとカメムシも
律儀にやって来る事でしょう。
『農業とは虫との戦いと覚えたり』