2018年6月22日金曜日

オリーブの病害虫5、幹焼け

 気温が上がって幹内部の温度が上がると幹の根元の樹皮が浮いたり
裂けたりします。
オリーブの場合、幹内の温度の上がりやすい若い(細い)
木に出やすいです。
幹焼けになったオリーブの患部
対策は
(1)出来るだけ幹に影を作る枝を残しておく
(2)シャドウネットなどを筒状にして幹を覆う
(3)果樹用の石灰を塗る(白く反射率が高いので幹内部の温度が上がりにくい)
上記(3)はミカン農家さんとかが使ってるのでJAで入手出来ます。
商品名はホワイトンパウダーといいます。
治療法
傷んでいるところをナイフで削り、トップジンMを塗っておくと
2~3年で目立たなくなります。
また、薬を塗ったとしても上記(2)か(3)は当面必要でしょう。