オリーブの病気2、梢枯病
炭疽病と同じく糸状菌の一種がオリーブに入り込むことで発生します。
気温の高い時期に雨が続くと出やすい様です。
枝先から葉が落ち枯れていきます。
木の上の方から枯れていきます。
梢枯病の枝。
切り口が枯れて茶色くなっています。
切り口が緑色の枝元まで切り落とします。
症状
その名の通り梢から枯れはじめ、枝元まで進行していき
放っておくと木が枯れてしまいます。
きちんと処置すると治る病気です。
対策
(1)
枯れた枝を枝元まで切り落とし圃場外に処分する。
(2)
定植時に未熟な堆肥を使わない。未熟な堆肥は梢枯病の原因になります。
元肥は必ず完熟堆肥を使いましょう。
(3)
トップジンM水和剤1000倍液を木全体に散布します。
そう発生する病気ではなく完治し易い病気なので、
症状が出てからでも間に合います。
説明書をよく読んで使用してください。
尚、剪定した切り口にはトップジンMペーストを塗っておきます。