2017年3月31日金曜日

北斗七星と彗星

 夜中にTVの音で目が覚めた
スポーツ好きの副園長がスケートを見ていたのだ。ふと
タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星が見頃なのを思い出し
三脚にカメラを付けて北斗七星に向けてみる
上の写真、ひしゃくを伏せた形の七星がお判りでしょうか
この中央、画面下に彗星がいます。
写真を少し拡大してみました。
 ひしゃくの縁から5番目の星(大熊座ε星、画面中央上部の明るい星)
の下、画面下の方やや左にボーッとみえるのが彗星です。
更に拡大、今度は画面中央、これでやっとお判り頂けるでしょうか
最近は暗くなると眠り、明るくなると目が覚める野生の生活で
星を見ることが少なくなってしまいました。
せっかく伊豆は星が綺麗なのになあ。
追記
「副園長から北斗七星が判らない」とのクレームが
出ましたので図解します。
1枚目の写真、北斗七星が写っています。
彗星は矢印の位置
 2枚目は拡大してますが、探しやすい用にε星を
入れてあります。因みに北斗七星は大熊座ですが、
彗星はすぐ隣のりゅう座にいます。
肉眼で見つけるのは難しいですが、小さな双眼鏡でも
あれば、青白くボーっと光る彗星が見えます。
(注:彗星は毎日少しづつ移動して行きます)
天文豆知識
各星座の星の名前は明るい順番にα、β、γと
ギリシャ文字が付けられていますが、大熊座だけは
例外で、北斗七星のひしゃくの端から順番にα、β、γとあてられ
ひしゃくの柄の端がη星、θ星からは明るさ順
となります。