2020年1月10日金曜日

オリーブの病害虫とその対策。1、オリーブアナアキゾウムシその2

オリーブアナアキゾウムシの被害

オリーブアナアキゾウムシの被害とは幼虫が幹内部を食害することによって
導管が断たれ木が枯死してしまう事です。
きちんと対策ををしていれば防げますが、しばらくなんともないと
多くの人が油断してしまうのかゾウムシの被害は後をたちません。
オリーブ栽培が中々日本に定着しない原因の一つには
このオリーブアナアキゾウムシにより木が枯れてしまう事も
関係してると思います。
※オリーブアナアキゾウムシの対策は必須です!
オリーブアナアキゾウムシの侵入痕
幹に侵入するとき開けた穴とその際のかじりカス
オリーブの根元にこの様な鋸屑状のものが落ちてたら
ゾウムシの侵入が疑われます。
中央の侵入痕は千枚通しで突いた程度の穴です。
オリーブアナアキゾウムシの脱出痕
中を食い荒らしたたあと直径7~8ミリの穴を開けて出てきます。
こうなるともう手遅れで木は枯れてしまいます。

つづく