里山に住む知人宅の木が電線に掛かり処理することになったので
薪用にもらう事になりました。
作業はクレーンを使った吊るし切り、大掛りです。
枝が複雑に絡み合って時間がかかるとのことで近所を散歩。
広がる青空と耕作放棄地。
以前はこの集落は12軒あったそうですが
今はたったの4軒とのこと、それも地元の家は1軒で
他はよそから移り住んだ人達。
陶芸家の知人もその一人
小川に渡した丸太に板を打ち付けた素朴な橋
その橋下を覗いてみるとカワニナがいました。
カワニナはホタルの幼虫の餌になります。
初夏にはゲンジボタル、続いてヘイケボタルが見られるそうです。
川にはこんな美しいトンボもいました。
近くの山には今や幻の鳥サンコウチョウもいるそうですし
数年前にはお風呂の換気孔にオオルリが巣を作ったとか
夜になるとフクロウやトラツグミが鳴くとか
野鳥が好きな私には羨ましい話の数々を聞かせてもらいました。
小川沿いの道を少し下ると
広場があって鉄棒や雲梯
壊れたバスケットゴールなどがあって
かつては子供たちの遊び場だったことでしょう。
村の辻にお地蔵さん
往時が偲ばれます。
Sさん作業員さんありがとうございました。
薪もらいが思わず色々楽しい時間になったのでした。